2021年9月18日、世界有数のビッグバンドであるカウント・ベイシー楽団がニュー・アルバム『ライブ・アット・バードランド』(Live at Birdland)をリリースした。
この作品は2枚組で発売されており、2020年にカウント・ベイシー楽団がニューヨークにあるジャズクラブ「バードランド」で演奏した楽曲が33曲収録されている。
選曲されたナンバーは"The Kid from Red Bank"、"Basie"、"One ‘O Clock Jump"、"The Wind Machine"、"Shiny Stockings"などビッグバンド好きにはたまらない楽曲ばかり。
奏者も素晴らしいメンバーが揃っているため、「現代のカウント・ベイシー楽団を聴いたことが無い」という方にも是非お勧めしたいアルバムだ。
1961年、カウント・ベイシーは自身の楽団を率いてバードランドでライブを行い、アルバム『ベイシー・アット・バードランド』(Basie at Birdland!)をリリースしている。
アルバムを「最も優れたビッグバンドのライブ・アルバム」と評価するファンも多く、現在でも広く愛せている名盤だ。
1984年にはカウント・ベイシーを失った彼らだったが、その後も「カウント・ベイシー楽団」として活動を続け、現在でもメンバーをチェンジしながら活動を続けている。
『ライブ・アット・バードランド』(Live at Birdland)はそれから約60年後に発表された、いわばセルフ・オマージュ的な作品。
ジャケットや選曲が『ベイシー・アット・バードランド』(Basie at Birdland!)を意識したものになっているため、このアルバムを好む方であれば楽しめること間違いなしだ。
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