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浅葉裕文が3枚目となるソロギター・アルバム『プレイズ・ブルース』(Plays Blues)をリリース

『プレイズ・ブルース』(Plays Blues)

ジャズギタリストの浅葉裕文が3枚目となるソロギター・アルバム『プレイズ・ブルース』(Plays Blues)をリリースした。

バラード系の楽曲を多く収録していた1、2作目とは異なり、今作では”ブルース調の楽曲"が多く並んでいる。
ジャズ・ギタリストらしくスタンダードからの選曲も多く、"Georgia on My Mind""Do Nothin' Till You Hear From Me"など往年の名曲も収録。また、今作ではオリジナル・チューンである"Blue Lady"も含まれている。

前回と同様、今回も浅葉裕文本人から直々にアルバムの楽曲解説をいただいた。

ご購入はこちらから。

※以下、浅葉裕文本人によるコメント

3枚目のソロアルバムということで、今回は1~2枚目とちょっと趣きを変えたいなと思い、ちょうどオリジナル・ブルースもできていたこともあったので『プレイズ・ブルース』(Plays Blues)という題名でいくことにしました。

Georgia on My Mind

バラードでももちろんすごくきれいな曲ですが、今回はちょっと激しく、聞く人が聞いたらクスッと笑ってしまうようなバーニーリスペクト感満載の演奏です。
レイ・チャールズの演奏も素晴らしいし、色んな人が演奏していますが、オスカー・ピーターソン(Oscar Peterson)の演奏が染みるなぁ…。
そういえば、ジャンゴ・ラインハルト(Django Reinhardt)を初めて聞いたときも歌ありの"Georgia on My Mind"でした。こちらも最高にかっこいいです。

Gee Baby, Ain't I Good To You

美しく切なく、そしてときに激しく、色々な表現をさせてくれる曲です。ハリー・“スウィーツ”・エディソン(Harry "Sweets" Edison)の演奏や、ビリー・ホリディ(Billy Holiday)の歌も好きですね。エラ・フィッツジェラルド(Ella Jane Fitzgerald)、ルイ・アームストロング(Louis Armstrong)のバージョンもいいです。
できれば自分も渋く歌いたい(笑)。

I Want a Little Girl

美しいバラードです。楽しい感じで演奏されることもありますが、ぼくはウィリアム・“カウント”・ベイシー(William "Count" Basie)の『カンザス・シティ・セヴン』(Kansas City 7)の演奏が強く心に残っていて、こんな感じのバラードになりました。なんかキュンとくる切なさがありますね。個人的にはトランペットの菅野淳史さんとほぼ初めてデュオで共演したときにこの曲をやったのですが、素晴らしい演奏で(自分も(笑))感動したのを覚えています。

Do Nothin' Till You Hear From Me

ライブでもよくやる曲でとてもお気に入りの曲なのです。いつもはEbでやることが多いのですが、色々探っていたら「Dbもきれいだなー」と思ってそのキーでやってみました。あえて淡々とやることで、なんとなく切なさを感じてます。Dbっていうのはぼくのギターに合うキーなのか、ぼくの性格に合うのか、なんか弾いていて気持ちのいいキーな気がします。

Blue Lady

5曲目はオリジナルブルースの"Blue Lady"
これも聞く人が聞けばクスっとしちゃうようなバーニー・ケッセル(Barney Kessel)リスペクト感満載ですが(元ネタが何か分かったあなたはバーニー検定2級!!)、こういうロックンロールっぽいブルースがぼくは好きです。"One Mint Julep""Slow Burn"など、どちらも『オン・ファイア』(On Fire)に入っていますが、それらのブルースもロックンロールだったり、アメリカンポップスを感じますね。
60年代はバーニーがハリウッドでレコーディングの仕事をたくさんしてたっていうのもあるのかもしれません。プロデューサーがフィル・スペクターだったというのもあるでしょう。とにかく、古き良きアメリカっていう感じのサウンドがぼくは好きです。そしてバーニーの盛り上げ方なんてほんとそういうのを感じます。 ということで、自分のアルバムよりも「バーニーケッセルは偉大だ!」ということを伝えることに熱が入ってしまいそうなので、このへんで…。

今年は3ヶ月に1枚ソロアルバムを出していく予定なので、ぜひみなさんチェックしていて下さいね。

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