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生誕20周年を迎えた名作『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』の音楽を聞こう!

dragon quest 7 soundtrack

本日から20年前の2000年8月26日、エニックス(現:スクウェア・エニックス)よりプレイステーション用ソフト『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』が発売された。
『ドラゴンクエスト』シリーズの7番目の作品である今作は、1995年に発売された前作『ドラゴンクエストVI 幻の大地』から5年ぶりの新作ということもあり、僅か半年足らずで400万本以上の売上を達成した大ヒット作である。

音楽担当は『ドラゴンクエスト』シリーズでお馴染みのすぎやまこういち氏。長い間、音楽業界で活躍しているすぎやま氏だが、実は1985年にリリースされたドラゴンクエスト第一作目を担当したとき、既に54歳を迎えていたことは、あまり知られていないのではないだろうか。ちなみにドラクエのオープニングで流れる「序曲」は、この時期に書かれた曲であり、「メロディー部分は5分程度で完成させた」というから驚きだ。

それから約35年、長きに渡りドラクエの音楽を支え続け、これまでに多くの名曲を生み出してきた。
『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(ドラクエ3)の「おおぞらをとぶ」「冒険の旅」、『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』(ドラクエ4)の「ジプシーダンス」「勇者の故郷」など、今聞いても色褪せない名曲ばかりだ。

そんな中、『ドラゴンクエスト7 エデンの戦士たち』(ドラクエ7)の音楽も、負けず劣らずの楽曲が多く並んでいる。
不安と冒険心を煽る「失われた世界」や通常戦闘曲の「血路を開け」は、ドラクエシリーズの中でも人気の高い曲であり、街で流れる「憩いの街角」はまさに"ドラクエらしい曲"と言える。
すぎやま氏いわく、「ロンドンの北西にある『カッスルクーム』の村の情景を思い起こさせる」という「のどかな家並」は、何回聞いても安心させてくれる暖かいメロディーだ。
また『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち オリジナルサウンドトラック』では、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による、交響組曲全19曲が含まれているので、もし興味のある方は音源を確認してみると良いだろう。

当時ゲームをプレイした人もそうでない人も、今日のこの『ドラゴンクエスト7 エデンの戦士たち』(ドラクエ7)の記念すべき日を、何らかの形で楽しんで欲しいと思う。

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